■建て替えられる海岸通団地で写真展が開催中：
旧帝蚕倉庫の建物の解体（参考）に続き，隣接する海岸通団地の解体が今秋にも始まるそうです．現在，この建物を振り返る「海岸通団地写真展」が団地内で開催中．カナロコにレポートが掲載されています（築５０年の海岸通団地で写真展/建て替え前に住民ら）．
この団地と縁が深いという写真家の森日出夫と藤間久子による二人展で，集会室を会場とするほか，空き室の一部が公開されている模様．会期は2008年8月17日（日）～8月24日（日）11:00～19:00．詳細はこちら．
■横浜松坂屋本館の保存に関する要望書：
日本建築学会関東支部が，取り壊しが取りざたされている，伊勢佐木町の横浜松坂屋本館について，保存に関する要望書をＪ・フロントリテイリング／松坂屋／横浜松坂屋に対して提出（8/1)．ウェブサイトでその中身が公開されています（pdf，この建物について解説した「横浜松坂屋本館についての見解」も併せて公開 pdf)．また，これに対する横浜松坂屋からの回答（8/18）も公開されています（pdf)．
横浜松坂屋本館については，Ｊ・フロントリテイリングが横浜松坂屋を10月に閉店すると，この6月に発表した折，その取り壊しの意向が示されています（参考＝横浜松坂屋が10月閉店 － タウンニュース）．8月の頭には，この建物の行く末をテーマとしたシンポジウム「どうなる松坂屋、どうする伊勢佐木」がまちづくりの専門家や建築史家などをパネラーに開催され，こちらも実質的には保存を求める人達のアクションと捉えられるものでした（Ｊ・フロントリテイリング/松坂屋，あるいは伊勢佐木町商店街の関係者の，パネラーとしての参加はなし）．
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jun
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