横浜インデックス

写真レポート:2008年・北仲の年末

2008年・北仲の年末 [1]

北仲通再開発地区.2008年末の様子.写真左に残るのは,保存予定の倉庫.右は再開発が予定されている海岸通団地.左奥に,建設中の桜木町駅前の複合ビル.

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・大きなサイズでのスライドショーは,こちらから.


【2009年最初のニュース】NIKKEI NET:企業: 森ビル、横浜の高層複合施設開業を延期 市況低迷で(2009/1/6) 「森ビルは横浜市で計画していた高さ200メートルの複合商業施設の着工時期を2―3年延期する。開業も2011年予定から遅らせる。景気後退と不動産市況の低迷で採算を見込みにくいと判断した。すでに地元関係者らに工事延期の説明を始めており、横浜市とも計画見直しの協議に入った。/地下鉄みなとみらい線馬車道駅前で計画していた地上50階建ての高層ビルの着工を延期した。建築計画では08年12月末に本体工事に着手する予定だったが、現時点で既存建物の解体が終わっていない.」



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フォローアップ:福住廉が著作を刊行/岡部友彦がシンポジウムに参加

福住廉(美術評論家)の初の単著がBankart1929から刊行:
タイトルは『今日の限界芸術』.限界芸術とは60年代に鶴見俊輔によって唱えられた概念で.福住は「21世紀の限界芸術論」というタイトルの連続企画展も手掛けてきているが,本書には鶴見本人との対談が収録されている.

以下,目次.


おしゃべり限界芸術

限界芸術論
  • 軽薄かつ深遠なハリガミマンガ|ガンジ&ガラメ
  • 岩崎タクジの暮らしと芸術
  • 地底に猛進する土竜|大平陽介と尾角朋子の「アマチュア魂」
  • 限界芸術限界対談|鶴見俊輔×福住廉

都市考現学
  • alter/naitivesのために|「第2回福岡アジア美術トリエンナーレ」と「RE/MAPプロジェクト」
  • alternative realities|ストリート・アマチュア・クリティカル
  • 路上の美術に宿る可能性|佐藤修悦の魅力的な書体
  • Chim↑Pom参上!|「スーパー☆ラット」
  • 格差社会の闇に一撃|「オーマイゴッド」
  • 大空に飛翔してゆく魂|「友情か友喰いか友倒れか/BLACK OF DEATH」
  • 高円寺南北対談|山下陽光×卯城竜太

画壇アイドル論
  • 孤独なアイドル|『NARA:奈良美智との旅の記録』
  • 画壇アイドル論事始|山口晃の巻
  • 覗いているぼくを,さらに覗いているぼく|画壇アイドル論:石田徹也

展覧会評[作家論・時評][編年 2004-2008]


出版元となった,bankartのStuido NYKにあるpubには,見本本が置かれ,座って試し読みできるようになっていた.また,同じスペースで出版記念パーティーも開催された(11/26).

インデックス:【レポート】 福住廉のレクチャー:活動のすすめ(今年7月にZaimで行われたレクチャーのレポート)

  • 関連活動:福住さんはbankart schoolで講師を務めている.その講座「アートの綴り方」の生徒たちによるフリーペーパー「HAMArt!」のvol.3(特集:「横浜トリエンナーレ 2008」)が刊行された.


岡部友彦が,まちづくりに関するシンポジウムに参加:
住まい・まちづくり活動推進協議会によるシンポジウム「まちを彩る~まちの個性★のつむぎ方~」が,12月8日に都内で開催.岡部以外のパネリストは,北川フラム,bankartの池田修,映画監督の本田孝義.北川さんは,妻有・大地の芸術祭のディレクターとして有名だろう.本田さんは,池田さんのPHスタジオでのアートプロジェクトについての映画も撮っており(「舟,山にのぼる」),ニュータウンについての映画もあり(「ニュータウン物語」).

詳細についてはこちらから(参加には申込みが必要).

インデックス:【特集】横浜・寿町 "YOKOHAMA HOSTEL VILLAGE"(岡部さんへのインタビューをメインとした特集).


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その街のニュースとリンク(081107,シンポジウム/レクチャー特集)

クリエイティブシティに関するシンポジウムが開催.岡部友彦,池田修などが参加します:
11月7日(金)・8日(土)に,「横浜クリエイティブシティ・シンポジウム2008―創造都市のこれまでとこれから―」が,関内新井ホールで開催されます(要申込み).イベントは複数のシンポジウムから構成されていますが,二日目の「アーティスト、クリエーターの集積と定着」と題する分科会に,BankART1929代表の池田修や,岡部友彦,黄金町バザールディレクターの山野真悟が登場するようです(以下がテーマと参加者).

  • セッション1|9:30‐12:00|アーティスト、クリエーターの自立できる都市を目指して|池田 修(BankART1929 代表),伊藤有壱(I.TOON Ltd.代表),熊倉純子(東京芸術大学准教授),小山登美夫(小山登美夫ギャラリー代表取締役),吉本光宏(ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室長)
  • セッション2|13:00‐15:30|旧市街地の活性化と地域コミュニティ|岡部友彦(コトラボ合同会社代表),服部篤子(CAC 社会起業家研究ネットワーク代表),山野真悟(黄金町バザールディレクター),ポーリン・ボーモント(カルチャー・ノースイーストチーフエグゼクティブ),櫻井 淳(櫻井淳計画工房代表)

他のシンポジウムについてなど,詳細は項目冒頭のリンク先で.

オルタナティブスペースの運営者が集まる「集まれ!アーティストイニシアティブ」:
前項と連動した企画として同じ11/7-8(修正:11/8-9でした.すいません)に,BankART Miniで開かれるのが「国内外のオルタナティブスペースを運営する約30チームを招いての活動の紹介展示と3日間に及ぶ「経済」と「システム」に焦点をあてたミーティング」.オルタナティブスペースというのは,一般の美術館や商業的なギャラリーとは異なった性質を持つアート関連のスペース(活動のための場所),という感じでしょうか.参加するのは,「柏の葉アーバンデザインセンター〈千葉〉+TRAVELERS PROJECT〈福岡〉+Nマーク〈名古屋〉+RAC〈群馬〉+CAP HOUSE〈神戸〉+BEPPU PROJECT〈大分〉+横浜の創造界隈施設〈急な坂スタジオ他〉等」.基本的には,一般的なレクチャーやプレゼンテーションのようなものではなく,関係者たちのミーティングが公開の形で行われるというものだと思うのです,こういう活動に興味ある人にとっては,色んな地域から集まった現場の人の声が聞けるいい機会かもしれません.詳細はこちら(PDF).

Y-GSAで市民公開講座「横浜建築都市学」2008が開催されます:
Y-GSA(横浜国立大学大学院/建築都市スクール)が,都市や建築をテーマにした公開講座を二回開催します.一回は,建築史家で都市文化についての著作も多い(+大阪府知事戦にも立候補した)橋爪紳也を迎えた「都市の行動学—集客都市〜都市の文化とその未来」と題するレクチャー(11月14日[金] 18:00~20:30).もう一回は,哲学者で建築・都市関係の著作として『京都の平熱―哲学者の都市案内』もある鷲田清一によるレクチャー「空間の力」(12月12日[金] 18:00~20:30)となっている.いずれも会場は横浜市開港記念会館 講堂で申込み不要(先着順).詳しくはこちら

この市民公開講座のシリーズは昨年度も開催されたもの.その記録は『建築の新しさ、都市の未来』(彰国社, 2008)として出版されている.また,各回のレポートはこちらにアーカイブされており読むことができる(が,学生によるものなのか,課題で書かされたレポート風ではある).昨年度の公開講座は,一年を通して全十数回が開催されたが,今年度は年末になって二回の講座の開催が告知されたかたちになっている.

芸大馬車道校舎で公開連続レクチャー.川俣正,畠山直哉などが登場:
もう一本,横浜で開催される公開レクチャーの話題.東京芸術大学大学院映像研究科が開催する「メディア・プラクティス〜経験と物語」をテーマとする連続レクチャーです.日時と講師は以下の通り.
  • 11月7日(金)  川俣 正
  • 12月5日(金)  畠山 直哉
  • 12月8日(月)  高嶺 格
  • 12月12日(金) 田中 功起

いずれも,会場は芸大の馬車道校舎で,時間は18:00-20:00.先着順・入場無料.「開放的な馬車道校舎1階ホールをカフェのように設え,横浜市民が立ち寄ることのできるような開放的な雰囲気でハードコアなテーマについてレクチャーとディスカッションを行います」とのことです.詳細はこちら(PDF).


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